サーフィンで浅瀬まで波に乗ってくると、水の中をスーッと泳ぐスティングレイに出会うことがあります。
「わぁ!」と驚くと同時に、「絶対に踏みたくない!」という恐怖がよぎります。。
実は、南カリフォルニアの夏の風物詩ともいえるのが、この“スティングレイ”。砂浜の浅瀬に潜む彼らに刺された時の体験と、その痛みを和らげる応急処置・対応法をご紹介します。
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Toggleスティングレイに刺されたときの痛みと応急処置
スティングレイの毒はとても強烈で、刺されると鋭い痛みに襲われます。その痛みを和らげる方法は「お湯に足を浸すこと」。40〜45℃くらいの温かいお湯に60〜90分ほど浸けていると、徐々に痛みが引いてきます。実際に私も数回刺されたことがあり、そのときの状況を少しシェアします。
私の体験談
1回目(夏)
ある日、サーフィンをしていて波に乗った後に、浅瀬で脚を着くと突然「頭を殴られたような痛み」が走りました。脚なのに頭に激しい衝撃が、、初めての感覚に驚きつつも、「これは噂に聞いていたスティングレイかも…」と直感。
すぐに海から上がり、ウェットスーツを脱いで自宅へ戻りました。幸い夫が車を運転してくれたので助かりました。
対処方法をググって、家に帰りバスタブにお湯をため、足を1時間ほど浸けました。
途中で「もう大丈夫かな?」と足を出すと、すぐにジンジンと痛みが戻ってくる…。
傷口は腫れて、刺されてすぐは歩くのもやっとでした。
結局、一週間ほどで腫れが引き、完治まで数週間かかりました。
2回目(冬)
スティングレイは夏だけと思っていましたが、冬にもいます。油断してました。
しかもこのときはブーツを履いていたのに、足の甲の外側を刺されました。
一人でサーフィンしていて、前回の経験から「すぐ痛くなる」と分かっていたので、早急に帰宅してバスタブに直行。今回もお湯に浸すことで痛みは徐々におさまりました。
3回目(冬・2025年12月末)
今回も冬です。少し暖かい昼間のロータイドで浅瀬が続くような小波の日でした。2025年1月現在、冬にも関わらず、オレンジカウンティでスティングレイのアラートがでています。
医療機関での対応
念のため電話でかかりつけの医師に相談すると、「トゲ(barb)が残っていないかX線で確認した方が良い」と言われ、検査を受けました。結果は問題なしでしたが、感染予防のため抗生物質を処方され、数日間服用することになりました。
数日間は腫れてこないことを祈りつつ様子を見るものの、結局いつも悪化してしまい、最終的には病院へ。
レントゲン検査を受けて、抗生物質を処方される。。そんな流れを毎回たどっています。
予防法
- 海の中を歩く時は「シャッフル ウォーク」で足を引きずるように歩く(スティングレイが先に逃げてくれる)
- サーフボードのノーズを海の中に入れて、ボードを叩きながら歩く(これは見かけますが、効果があるか不明)
- 海中を歩く時間をなるべく短くする。海水が膝ぐらいまできたら、すぐにパドルアウト。波に乗り終わっても立たずに、パドルアウト。
- ブーツを履く?(私は履いていましたが、布の部分から刺されました。長靴のゴムも突き抜くという話も聞きました)
夏になって海水が暖かくなると、ビーチの駐車場入り口に「スティングレイに注意!」という看板を見かけます。あとは、足をバケツに浸している人を見かけると、「ああ、やられたんだな…痛いよね」と心の中で共感してしまいます。
心臓に近い場所を刺された場合や、人によっては呼吸器系の異常や吐き気を伴うこともあるそうです。刺されて体調が悪くなった場合は、すぐにライフガードか周囲の人に助けを求めましょう。
自然の中で楽しむサーフィン。だからこそ、こうした危険ともうまく付き合っていくことが大切ですよね。夏の南カリフォルニアでサーフィンをするときには、脚をシャッフルしながら楽しんでください。


