いくら日焼け止めを塗っても、その日の夜、化粧水がしみて顔がピリピリ…なんて経験はありませんか? 私はハワイでその痛みを何度も味わって、日焼け止め選びを根本から見直しました。
ハワイの紫外線は日本の数倍。サーフィン中は上からの直射日光だけでなく、海面からの激しい照り返しも全身に浴び続けます。パドルや波待ちの間も、肌は常に過酷な環境にさらされているのです。
実はハワイには、大切な海を守るために「使用できない成分」の規制があるのを知っていますか? 10年後も美しい海で、そして健康な肌でサーフィンを続けるために。今こそ知っておきたいSPF・PAの正しい選び方や、サーファーに人気の最強アイテムをまとめました。
INDEX
Toggle🌟 SPFとPAの見方

日焼け止めを選ぶとき、まず目に入るのがこの数字と記号。サーファーなら「最強値」を選びたくなりますが、その意味を知っておくと選びやすさが変わります。
SPF(UVB対策)
意味: 肌が赤くなる・ヒリヒリする日焼け(UVB)を防ぐ指標。
選び方: 数字が大きいほど防ぐ力が強く、長時間持続します。
サーファーの目安: 長時間海に入るなら**「SPF30〜50+」**が必須です。
PA(UVA対策)
意味: シミ・シワ・肌老化の原因になる紫外線(UVA)を防ぐ指標。
選び方: 「+」の数が多いほど強力です。
サーファーの目安: 将来の肌を守るなら、最高ランクの「PA++++」を選びましょう。
💡 海外での表示(Broad Spectrum)
ハワイなどアメリカ圏の製品には「PA++++」という表記がありません。代わりに「Broad Spectrum(ブロード・スペクトラム)」と書かれたものを選んでください。これはUVAとUVBの両方をバランスよくカットできる証です。
🌞 日焼け止めのタイプ
サーファーに人気の「スティックタイプ」の多くは、この「ミネラルベース」です。
① ミネラルベース(紫外線散乱剤)
鏡のように光を反射して肌を守るタイプ。
主な成分: 酸化亜鉛(Zinc Oxide)、二酸化チタン(Titanium Dioxide)
メリット:
塗ってすぐに効果が出る(待ち時間なし!)
- 肌への刺激が少なく、敏感肌でも使いやすい
海や環境に優しい「リーフフレンドリー」の主流
② ケミカルベース(紫外線吸収剤)
紫外線を肌の上で熱に変えて放出するタイプ。
メリット: 白浮きせず、塗り心地がサラッとしていて快適。
注意点: 汗や水で落ちやすいものが多いため、激しいサーフィンよりは「旅の観光・街歩き」に最適です。
⚠️ 注意点: 塗ってすぐに海に入ると、成分が肌に定着する前に流れ落ちてしまいます。「海に入る20〜30分前」(着替えたりボードを用意する前)には塗り終えておくのが、効果を最大限に引き出すコツです。
🪸 「Reef Friendly・リーフフレンドリー」って?

ハワイをはじめとする世界のサーフポイントでは、サンゴ礁(リーフ ・Reef)を守るために特定の化学成分を含む日焼け止めの販売・使用が規制されています。
避けるべき成分:
オキシベンゾン、オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)など選び方のコツ:
パッケージに「Reef Safe / Reef Friendly」と記載があるもの、または成分表のトップが「Zinc(亜鉛)」または「Titanium Dioxide(二酸化チタン)」のものを選べば、海の環境を壊さずスマートに楽しめます。
🌱 アフターケア|10年後の肌のために

しっかりクレンジング:
サーファー用の強力な日焼け止めは、普通の洗顔料では落ちきらないことがあります。オイルクレンジング等で毛穴の奥からしっかり落とすのが、肌荒れを防ぐコツです。冷やして保湿:
海から上がった後の肌は、いわば「軽いやけど」状態。アロエベラ等のジェルで熱を取り、たっぷりの化粧水やパックで水分を補給してあげましょう。
顔用のおすすめ日焼け止め・厳選2選
私がこれまで数多くのアイテムを試してきた中で、「これは間違いない」と自信を持っておすすめできるのがこの2点。どちらもリーフフレンドリー(環境配慮型)でありながら、高いプロテクト効果を実感している愛用品です。
① Vertra(バートラ)|サーファー定番のプレミアム・スティック

多くのサーファーを悩ませる、あんなに塗ったはずなのに…という「サーフィン後の顔のピリピリ」。私もあの「やってしまった感」をハワイで何度も経験しましたが、そんな過酷な環境下でトッププロたちから絶大な信頼を寄せられているのが「Vertra(バートラ)」です。
強い日差しから肌を物理的に守り抜く、まさにサーファーのためのプレミアムブランド。一度この鉄壁のガードを知ってしまうと、もう他の日焼け止めには戻れないほどの安心感、ちゃんと守られてる感が全然違います。
愛用タイプ: ファンデーション フェイス スティック(エフカイベージュ)【SPF 38】 or コア。
使い心地: 色付きタイプがオススメ。ファンデーションのようにしっかり肌をカバーしてくれるので、日焼け防止効果は抜群です。
✨ ここが推しポイント!
目に入ってこない: しっかり塗れて顔を完全カーバーして落ちにくい。
見た目も◎: ファンデーションを塗った時のような、マットな仕上がり。
厚塗りが可能: 特に鼻筋や頬骨など、焼けやすい場所に「物理的な壁」を作りやすい。
🏄♂️ メモ:薄い色のラッシュガードに肌色が付着してしまうことがありますが、石けんで洗えばきれいに落ちました。また、密着力が高いので、使用後はオイルクレンジングでしっかりオフするのが肌を健やかに保つコツです。
② ALLIE(アリィー)|強力UVカット&海に優しい処方

日本の技術が光る「ALLIE(アリィー)」は、強力なUVカット効果と、汗・水・摩擦に強い「フリクションプルーフ」が特徴です。
- 愛用タイプ: ジェルUV EX 【SPF50+】 PA++++(ビーチフレンドリー処方)
- 使い心地: 伸びもよく、さらっと塗れるのに、しっかりガードしてくれるのが嬉しいポイント。「海に入っても目にしみにくい」こともメリットです。
🏄 おすすめの使い方
朝イチのセッションはこれ一本。日中はVertraをメインにしつつ、塗り残しを防ぐためにALLIEを顔全体に伸ばす「ダブル使い」が最強です。
🛍️ 購入のアドバイス アメリカ国内では入手が難しく、Amazon USA等でも旧パッケージが混在していることがあります。日本にいる際や、一時帰国のタイミングでのまとめ買いをおすすめします!
おすすめリップバーム(SPF入)
③ Sun Bum サンバムのミネラル日焼け止めリップ
カリフォルニアやハワイのサーフショップで必ず見かける、ゴリラのロゴが目印の「Sun Bum」。環境にも肌にも優しい製品作りで愛されているブランドです。
- 愛用タイプ: Sun Bum Mineral Lip Balm
- 使い心地: ミネラルベース(酸化亜鉛)なので、塗り心地は少し独特のザラつきがありますが、気になるほどではありません。シアバターやビタミンEなどの保湿成分がたっぷり配合されているので、乾燥からも守ってくれます。
🏄 おすすめの使い方
唇はいつの間にか日焼けしてしまうパーツ、波待ち中にさっと塗り直しせるように、1本持っておくとスマート。
💡 塗るコツやタイミングは?
塗るタイミング:海に入る20〜30分前に!
バートラのようなミネラルベース(散乱剤)は塗ってすぐ効果が出ますが、アリィーのようなケミカルベース(吸収剤)は、肌に定着するまで時間がかかります。
塗ってすぐに海に入ると、成分が馴染む前に流れ落ちてしまうため、「着替えや準備を始める前」に塗り終えておくのが、効果を最大限に引き出すコツです。(街歩きの際も、外出の少し前に準備しましょう!)
忘れがちな「うっかり焼け」パーツをチェック
首&デコルテ
顔ばかり気にしがちですが、首は海面からの照り返しをダイレクトに受ける場所。「焼けた!」という実感がなくても、実はじわじわダメージを受けています。
耳(上・後ろ)
意外と盲点なのが耳。耳の上や後ろ側も忘れずに!ここが焼けると、後で皮が剥けて痛い思いをすることもあります。
手の甲
ラッシュガードで体を覆っても、手の甲は常に日差しにさらされています。将来の美しい手を保つために、指の先までしっかりガード。
足の甲
サーフィン中はもちろん、ハワイでサンダルを履いて街歩きをする時も要注意。サンダル焼けを防ぐためにも、忘れず塗っておくと安心です。
まとめ|海と肌、どちらも守るサーファーの新常識
ハワイでのサーフトリップでは、日焼け止めは「焼かないため」だけのアイテムではありません。未来の肌を守り、同時に大切な海を守るための必須ギアです。
10年後も変わらずサーフィンを楽しむために、今日選ぶ1本が、未来の肌と海を守る一歩になります。次のハワイでは、ぜひ“賢い日焼け対策”を旅の準備に加えてみてください。


