【ノースショアの現状と支援について】
2026年3月中旬、ノースショアエリアは記録的な大雨による洪水被害に見舞われました。現在、ビーチの状況が悪化しており、海洋汚染や漂流物の危険があるため、サーフィンを計画されている方は現地の情報をご確認ください。
ノースショアのサーフシーンを綴るユーチューバーたちが、現在の状況とドネーション(寄付)を募るメッセージを公開しています。
ジェーミー・オブライン&奥さんティナのメッセージ
ネイソン・フローレンスのメッセージ
一日も早く、あの美しいノースの海と街が戻ることを願っています。
ワイキキから車で約1時間。オアフ島の北側に広がる「ノースショア」は、世界中のサーファーが憧れる聖地。冬になると、巨大なうねりが押し寄せ、世界トップレベルの波が立つことで知られています。
ここでは、サーフスクールやレンタルボード情報をはじめ、初心者でもサーフィンを楽しめるスポットから、プロが集うビッグウェーブポイントまで、ノースショアの魅力をたっぷり紹介します。
INDEX
Toggleノースショアってどんな場所?
ノースショアはタウン(ワイキキ、ホノルルエリア)に比べると、高いビルもなく、カントリー(田舎)と呼ばれ自然豊かなのんびりとしたエリアです。
夏は波が穏やかで、ビギナーでもサーフィンを楽しめるほか、シュノーケリングや海水浴にも最適な季節になります。一方、冬になるとコンペティションシーズンを迎え、世界最高峰の波を求めてトップサーファーたちが集結します。
また、ノースショアのハレイワの街にはローカルなカフェやショップが並び、どこか懐かしく穏やかな空気が流れています。本物のサーフカルチャーを日常として感じられる、ハワイでも唯一無二のエリアです。
7マイル・ミラクルとは?
オアフ島北部のハレイワからベルジー・ランドまで続く約11km(7マイル)の海岸線は、世界中のサーファーから「7マイル・ミラクル(7 Mile Miracle)」と呼ばれています。
この短い距離の中に30以上のサーフポイントが点在しており、中でも「バンザイ・パイプライン」「サンセット・ビーチ」「ワイメア・ベイ」は、サーフィンの聖地として有名です。
主なサーフポイント紹介
冬のノースショアは、その日のコンディションによりますが、多くのスポットが中〜上級者向けになります。見た目は入れそうな日でも、予報をしっかりチェックしていないと、1セッションのあいだに一気にサイズアップすることも。
それぞれのポイントごとに、波の質やサイズ、雰囲気、混雑具合も違うので、自分のレベルに合わせて入るポイントを決めましょう。個性豊かなスポットを紹介していきます。
パイプライン(Pipeline)|世界屈指のバレルが巻く名スポット



「バンザイ・パイプライン」はノースショアで最も有名な美しいチューブが現れるスポットです。非常に浅い尖ったリーフ上でブレイクするため、プロや地元の上級者のみが許される超上級者向けスポットですが、ビーチから至近距離でその圧巻のライディングを観戦できるのが最大の魅力です。
冬には各種イベントが開催され、観戦スポットとしても人気です。有名スポットのため大会時などは混雑しますが、閲覧するだけでも圧巻です。設備としては道路沿いとビーチ側に無料駐車スペースがあり、ライフガード近くにはトイレ・シャワーなどの施設が整っています。
【2025-2026年 冬の最新トピック】
2025年12月にノースショア出身のトップサーファー、ジョン・ジョン・フローレンスが手がけるブランド「Florence Marine X」がタイトルスポンサーを務めるWSLの「Florence Pipe Pro」が開催されました。
大会にはハワイ観光局をはじめ、多くのローカルブランドがスポンサーとして参加し、ノースショアらしい熱気に包まれました。
さらに、2026年1月にはDahui Backdoor Shootoutや1〜2月には、World Surf League(WSL)のCS(Challenger Series)大会も予定されており、パイプラインは今シーズンも世界的な注目を集めています。
【動画で解説】世界で最も象徴的なバレル、パイプラインの真髄に迫る
なぜパイプラインはこれほどまでに特別で、世界中のサーファーを魅了し続けるのか?その地形の秘密や波のパワーを詳しく知りたい方は、こちらの解説動画がおすすめです。
(英語解説ですが、グラフィックでの図解が非常にわかりやすく、映像を眺めるだけでその凄まじさが伝わります ↓)
サンセットビーチ(Sunset Beach)|ビッグウェーブが押し寄せるパワフルブレイク

「サンセットビーチ」はノースショアを代表するライトのリーフブレイクで、パワフルな波質が特徴です。こちらも上級者向けで、スウェルが強くなるとカレントも強まるので注意が必要です。名前の通りサンセットのポイントとしても有名で、夕方には美しい景色になります。
ワイメアベイ(Waimea Bay)|エディ大会が行われる伝説のビッグウェーブ
「ワイメアベイ」は冬限定の超ビッグウェーブが立つビッグウェーブスポット。冬場には30~40フィート(約9~12m)級の波が炸裂し、「Eddie Aikau Invitational(エディ・アイカウ)」の大会で知られる伝説のポイントです。
これほど巨大な波は年に数回しか来ず、チャレンジできるのはエキスパートビッグウェーバーだけですが、オフシーズン(夏季)は穏やかな海水浴場として楽しめます。観光名所として「ジャンプロック(Jump Rock)」も有名です。
ハレイワ(Haleiwa)|ロコに愛されるファミリー向けビーチ

「ハレイワビーチパーク」(ハレイワ港の隣)は家族連れに人気のリラックスしたビーチです。駐車場も広めでトイレなど施設も揃っていて賑やかなビーチです。こちらも同じように冬に大会の開かれる有名なサーフポイント。夏はカヤックやSUPに楽しめます。波の小さい日は、ローカルスクールも多く初心者にも◎。
プエナポイント(Puena Point)|初心者〜中級者に人気の穏やかな波

プエナ・ポイント(Puena Point)は、ハレイワの町から少し北に位置する、初心者から中級者まで安心してサーフィンを楽しめる穏やかなスポットです。
インサイドでは、初心者レッスンのスクールが行われていることも多く、「ノースショアデビュー」に選ばれる定番ポイントになっています。ただ、冬のアウトサイドはサイズが上がるのため注意が必要。駐車場やトイレ、シャワーも完備されています。
ラニアケア(Laniakea)|ホヌに会える“亀ビーチ”として有名

「ラニアケア」は亀ビーチの別名を持つサーフスポットです。波の小さい日は中級者でも入りやすいポイント、広いチャンネルからパドルアウトできます。
北からのウネリがライトへのロングライディングを生みますが、サイズが大きくなると波が急にヘビーになるため要注意です。最大の魅力はビーチに訪れるウミガメで、干潮時には砂浜で甲羅干しする姿が見られて観光客で賑わいます。
チャンズリーフ(Chun’s Reef)|ロングボーダーに愛される波


「チャンズリーフ」は浜辺から数十メートルに浅いリーフが広がるサーフスポットで、小波時にロングボーダーに好まれます。波が小さめの日には緩やかなスロープ状のライトハンド(右波)がブレイクします。
ただ、リーフ沿いなので、ワイプアウトした時には注意が必要です。設備はほとんどなく、ビーチに公衆トイレやシャワーはありません(ビーチ道路沿いに駐車し、歩いてアクセスします)。
ローカルカルチャーと街の雰囲気
中心地のハレイワタウンには、ローカル感あふれるカフェやサーフショップ、アートギャラリーが並び、穏やかなサーフタウンの空気が漂っています。ビーチで泳いだり、ウミガメを眺めたり、サンセットを見ながらのんびり過ごしたり――そんな時間が心地いい場所です。
トラックで買うガーリックシュリンプのランチや、ショッピングの合間に食べるシェイブアイスも欠かせません。肩の力を抜いて“ハワイらしさ”を感じたい人には、まさにぴったりのエリアです。
ノースショアの街情報はこちら
→ノースショア観光ガイド|サーフショップ・グルメ・アクティビティ情報
ノースショアを訪れるベストシーズン
11月〜2月の冬シーズン:ビッグウェーブを見たい人におすすめ。
5月〜9月:波が穏やかで海水浴も楽しめるシーズン。
季節によってまったく違う表情を見せてくれるのも魅力です。季節だけでなく日によっても、海のコンデションが違うので波の予報をチェックしてから行きましょう!
アクセス
ホノルル国際空港からノースショアまでは、車でおよそ1時間ほど。カメハメハ・ハイウェイを走りながらノースショアに近づくと、正面に青い海が広がりワクワクしてきます。
動画で感じる、ノースショア・ハレイワの本物のサーフスタイル
ノースショアのサーフカルチャーと雰囲気が伝わる動画はこちら ↓
おすすめサーフショップ&レンタル
サーフアンドシー(Surf n Sea)|ハレイワの老舗サーフショップ
ハレイワにある定番サーフショップで、レンタルもレッスンもワンストップで利用できるのが魅力。初心者向けのサーフレッスンはもちろん、ショートからロングまでレンタルボードも種類豊富です。店内には中古サーフボードも並んでおり、掘り出し物に出会えることも。
ラッシュガードやビキニなどのビーチアイテムに加え、Tシャツなどのアパレルも充実。オリジナルグッズも人気で、お土産選びにもおすすめです。ノースショアを訪れるなら、まず立ち寄りたいローカル感あふれる老舗ショップです。
- 62-595 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712
- +18086377873
- 公式サイト
- Google Map
サーフスポットのすぐ隣!一度は泊まりたい憧れのリゾートホテル
ザ・リッツ・カールトン・オアフ、タートルベイ(The Ritz-Carlton O‘ahu, Turtle Bay)|ノースショアのラグジュアリーホテル


ノースショア最北端に佇む「タートルベイリゾート」は、海と自然に包まれた贅沢なリゾートホテル。敷地内からサーフブレイクへ直接アクセスでき、まるで宿泊者専用のような特別感のあるセッションが叶います。
目の前には、パワフルな上級者向けポイント「Turtle Bay West」、穏やかでのんびり楽しめる「Turtle Bay East」が広がり、レベルに応じて波を選べるのも魅力。ジェイミー・オブライエンによるサーフレッスンやボードレンタルも充実していて、初心者でも安心です。
さらに、ホテル東側のビーチではシュノーケルも楽しめるので、サーファーカップルや家族旅行にもぴったり。特別な日の滞在先としてもおすすめです。
サーフィンのあとは、オーシャンビューのプールやスパ、地元食材を使ったレストランでリラックス。ラグジュアリーな滞在とサーフトリップを両立できる、夢のような一軒です。
なお、タートルベイはハレイワタウンから車で20〜30分ほど離れているため、移動には時間と計画の余裕が必要です。
- 57-091 Kamehameha Hwy, Kahuku, HI 96731
- +18082936000
- 公式サイト
- Google Map
まとめ
ノースショアは世界トップクラスのサーフスポットが集まる一方で、夏の間はサーフィン初心者でも楽しめるビーチもあります。
波を楽しむだけでなく、ノースショアののんびりとしたローカルの空気や自然、フードも含めて“ハワイのサーフカルチャー”を丸ごと体感できる場所です。ぜひ、ハワイに来た時はノースショアまで足を延ばしてみてください。
ノースショアでサーフィンするなら、信頼できるマイボードが必須。ハワイへのボード持ち込み料金やパッキングについてはこちら(ハワイアン航空でサーフボードを持ち帰るコツ&注意点)、現地での中古ボード探しはこちら(中古サーフボード購入ガイド|ローカルショップレビュー)で詳しく解説しています。



